News 「JIMTOF2022」 ご来場御礼

ダイナミッククラウニングクラウニングによる高通り精度実現

今回の「JIMTOF2022」では、プレスブレーキのデモンストレーションをメインに行いました。

まず、昨年リリースしたプレスブレーキ「ByBend Smart160/3100」では、弊社代名詞にもなるプレスブレーキの「ダイナミッククラウニング及び自動加圧調整機能」を、長さ1m、板厚4.5mmの長穴が点在するワークを用いてご紹介しました。加工中、リアルタイムで適切な圧力に自動補正して均一な曲げを実現する本機能は、加工可能範囲の両端から中央まで、穴の有無にかかわらず、どの位置でも高い曲げ精度で実現することができます。デモンストレーション後には、曲げ毎のプログラム条件変更せずに、連続曲げできることについて、お客様から多くのご質問も頂戴しました。

異なる形状の曲げパーツを組み合わせた自動生産

昼夜運転や生産数量による切換えなど仕事の状況に合わせて自在に効率的な生産計画を実現できる脱着式ロボットシステム「Mobile Bending Cell」では、曲げ形状、板厚の異なるパーツを2種類準備し、２つの曲げパーツを切り替え無しで連続加工しました。

1つ目の加工は板厚１mmのパーツを7回曲げ（ジープ）で、２つ目は板厚１．６mmのパーツを３回曲げ（スタンド）を組み合わせた加工を披露しました。複数種ワークの連続自動加工は、作業者の段取りの短縮さや省力化に繋がる提案が好評でした。

高出力２０ｋWによるステンレス加工の可能性

　ステンレス鋼の切断加工サンプルでは、高出力化により、従来の炭酸ガスレーザ切断と比べて格段に高速加工できることを動画でご紹介。また品質重視でも高速加工重視のどちらにも対応出来る加工をご紹介しました。

 高出力ファイバーによる軟鋼窒素切断

　軟鋼の窒素加工切断では、高出力による高速加工に加え、酸化皮膜が付着しないこと、材料の影響を受けにくいこと、さらに、酸素加工では困難な複雑な形状の切断加工が出来る点など様々なメリットをご紹介することができました。

　今回の展示を踏まえて、バイストロニックアジア太平洋社長のセオ・ノルベルトは、「JIMTOFではお客様から多くの反響にとても勇気づけられました。今回デモンストレーションしたMobile BendingとXpert 80の2製品は、コストパフォーマンスの高さをお客様に実感していただけたようです。Bystronicは、これらの高い技術力で、最小限の面積でスマートな工場を構築することを目指しています。私たちは、スペース効率や お客様の作業効率の向上に貢献できると信じています。」とコメントしております。

Bystronicブースにお立ち寄りいただきました皆さま、誠にありがとうございました。デモンストレーションや製品についてご質問や必要な資料などがありましたら、バイストロニックジャパンマーケティング課までお問合せください。